自分の中の"正義"とはなにか?
極悪都市ケニアのナイロビにある
アフリカ最大級のスラム街に行ってきました。
正直、何が何だか分からない。
日本にある常識は一切の常識としては
認識されることはない。
むしろ正解ということがあるのかさえも
分からないような抗争が続いているのでした。
スラム街のこどもの笑顔
子どもはどこ行っても最高の笑顔で
迎えてくれるんだよなーーー!!
スラム街の幼稚園にて
ウクレレで一緒に歌ったり
踊ったりもしてきました。
僕らがこのスラム街に行けたのは
ここのスラム出身で全ての村を知っている
ジョセフを宿のオーナーさんが紹介してくれた!
【NEW KENYA LODGEで
頼めば紹介してくれます。】
現在ケニアのナイロビで犯罪が多発している
一つの理由としては尋常でないケニアの経済発展による貧富の差が原因。
ケニアではグイグイ経済が伸びてるんですよ。
なんせ、プロテインが売ってるんですもん。
ちなみにここナイロビのダウンタウンでは
観光ガイドには五分の距離でもタクシーを
使え!!!と書かれているほど。
その真相について詳しく聞いてきました。
まずはじめに、このスラムに警察は一切いない。
いや正しく言えば、はいれない。
警察がこのスラムに入った瞬間に殺されるそうです。
スラムに住む人々がここまで政府の人間を
嫌うには多くの訳がありました。
この画像にあるパイプが、唯一水が通る
メインパイプ。
しかし、このスラム街には水さえも
制御され十分に使えないのが現状。
経済発展により観光客を呼びたい政府が
いまスラム街を消し去ろうと、
少しずつ制圧を始めている。
物価の向上により、スラムに移り住む人も
日に日に増える中での規制はあまりにも
辛い生活が待っているようです。
そして、家族を守るために
都会に出て、盗みなどの犯罪を犯し
お金を稼ぎ、村に帰って還元する。
これの繰り返しがずっと続いている。
もちろん教育を受けれるはずのない
彼らに残されているのは、お金を取りに行く。
これしかないのです。
明日を生きるために、
家族を守るために。
警察の賄賂なども当たり前のこの国で
いいように警察に騙されたり、
友人や家族を殺されたりする事は日常茶飯事。
そんな中、平和ボケして
たくさんの装飾品を身につけている観光客が
きたらどうだろうか??
ケニアの首都ナイロビでは
国の汚点として消し去ろうとする政府と
必死に生きようとするスラム街の人たちの
戦いが一向に治らないのです。
そんなスラム街に行って危なくないの?
→スラムの人々は尋常でなく暖かかった。
もちろん、ガイドのジョセフの顔の広さが
一番の要因ではあるけれど
全く治安の悪さを感じさせないほど
暖かい雰囲気が蔓延していた。
ほとんど観光客や海外の人はこないんだろう。
彼らの家に遊びに行ったり、
レストランで食事をしたり、
幼稚園でボランティアをしたり
本当に仲間のように迎え入れてくれた。
彼らの過去には大切な人がなくなったり、
目の前で不幸な目にあったりしたのは
当たり前だけれど、今日という1日に
感謝をしながら幸せそうであった!!
日本にある当たり前。
人のお金を取らない。
犯罪を犯さない。
もちろん悪いことではあるけれど、
そうでもしないと生きていけない彼らの生活には僕らの常識は一切通用しない。
とった奴がわるい?
いや、そうなった政府が悪い?
なにがなんだか理解しづらい。
彼らに教育を受けさせてあげられれば。
この現状は少しでも変わるのかもしれない。
スラム街の人でさえ
スマートフォンや携帯を持っている人
もしくは一家に一台はインターネット環境が
あるこの時代で今後のオンライン教育が
どう影響して行くのか。
はたまた、自分がどう関わっていけるのか。
そんなことを考えさせられました。
いま自分が生きている事に感謝。
たくさんの人に恵まれている事に感謝。
彼らと触れ合って、
再度 幸せな自分で居続ける事を自分自身に
約束することができました。
もっと人生たのしむぞーーーーーー!!