"世界一熱い男(立証済み)"の熱ブログ

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ワンちゃんを飼っている方、思いっきり抱きしめてあげてください。

 

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この子の名前は「もも」普段は「ももちゃん」と呼ばれている。
何故だか、"ちゃん"という言葉は必須で、呼び捨てはしない。

 

ミニチュアダックスフンドで、毛色はクリアレット。
子どものから鼻は長くて美人さんと言われて我が家にやってきた。
→子犬っぽく無い顔立ちでした。

 

どうやら生まれた時に、左耳をママに囓られたみたいで
ちょっぴり切れているのがトレードマークです。

 

ももちゃんが家族になったのは、自分が10歳の頃で
ずっと一人っ子だったから初めての兄妹ができた。そう思った。

 

むちゃくちゃビビリの性格で散歩も苦手です。
ただみんなの輪に入るのは好きで、家に僕の友人が遊びに来ると
図々しく全員の中心に居座っておりましたw

 

ももちゃん!!そう呼ぶと、一目散に走って寄ってくる。
そんな可愛くて可愛くて仕方がない存在です。

10歳の時にお家にやってきたももちゃんは、
小学生の僕からするともう毎日一緒。

 

ご飯食べる時も、食べ終わった後も一緒に遊ぶ。

 

たまに、公園に連れて行くのだが
歩くのは嫌いで抱っこしてお散歩することはほとんどでした。
ただ、帰りの道だけはすごい覚えているようでダッシュで家に帰るw

 

冬は、いつも僕は雪で興奮して、外にももちゃんを連れ出すのだが
相変わらずちょっと嫌そうな顔をしながら付き合ってくれていた。

 

そして寝るときは、こちらのブログの写真にあるように
お腹の上に乗ってきたり、気づけば顔の横にいたりしているような感じ。

 

そんな親友でもあり、家族でもあるももちゃんとは毎日一緒にいました。

 

でも中学生になり、野球部で毎日練習になると
一緒にいる時間はどんどん短くなっていく。

 

高校生になった頃にはアルバイトで遅くなることも多かったので
一緒に過ごす時間はかなり少なくなっていた。
→この頃から休日はももちゃんが家のお留守番担当になることが多くなったかも。

 

ももちゃんは僕が帰ってくると毎回階段の前で待っていてくれて
帰宅と同時にすごいしっぽを振って、甘噛みと喜びの吠え連弾。

 

今思うと、寂しくて寂しくて仕方がなかったんだな。と実感。
そりゃそうだよね。お家でお留守番して、ようやく家族が帰ってくるんだもん。

 

でもそのときは遅くに帰ってくることもあり
「ももちゃん、静かに!!」といいながら遊ぶ機会も減っていた。

 

大学生も、もちろん変わらずだ。


平日も休日も家にいることはほとんどなく、
変わらずももちゃんとの時間を確保することもなく。
バイトや遊びの日々を過ごしていた。

 

1年間、海外にいたこともありテレビ電話で家族と電話する時には
ももちゃんが必ず登場。

 

名前を呼ぶと電話越しに反応している姿を確認。
本当に愛くるしいですね。

 

そして毎朝、お母さんが僕の名前を呼ぶとももちゃんが反応し
起こしに来てくれる。というのが日課で、僕がいない日でも
その時間になるとソワソワしていたようですw

 

日本に帰国し、実家に帰ると、ももちゃんは大はしゃぎ。
久しぶりの再会だということが彼女にもわかるのか。もうお祭り騒ぎ。

 

ただこの頃ぐらいから、ももちゃんは毎年夏に癲癇(てんかん)と言って
急に震えだし、泡を吹いて倒れちゃう時があった。(年に1~2回)

犬と猫のてんかんについて-渡辺動物病院(静岡県島田市)

 

ちなみにその時は決まって、北海道のばあちゃんの家に遊びにいき
ペットホテルに預けられる前になる。
→よっぽど行って欲しくなかったんだろうな〜〜!!

 

そしてミニチュアダックスフンド飼っている方なら
お分かりだと思うのだが、腰がとても弱い犬種なので下半身の力が弱くなってきたのもこの頃ぐらいからだと思います(10歳前後)

 

実はももちゃん、家族になってすぐにお家の階段からだいぶして
足の骨を追っているんです。(結構な大手術してます)
→チャレンジャーすぎますよw

 

この犬種にしては体が大きく、体重もそれなりにあったので
そう言った要因もあるのかもしれませんね。

 

それでもおババになったももちゃんは、変わらず
家族が家に帰宅すると、尻尾ふって、甘噛みして、吠えてのお祭り状態。

 

よく食べるんですわ。でも好き嫌いが多く、
人が食べているものが美味しそうに見えるようでいつも狙われていたな〜

 

そんなももちゃんなのですが、僕が社会人1年目が終わる辺り
ももちゃんが14歳で、いよいよ大台の15歳になるという年の2019年。

 

春ごろに徐々に食欲がなくなっていき、
誰かが手で渡さないと食べなくなっていきました。

 

当然食べなければ歩くことも難しくなっていくようで
フローリングをスリップしながら歩く姿を今でも覚えています。

 

気づけば、いつものももちゃん専用ベットから動かないようになり
下半身には力が一切入らない状態になっていました。

 

それでも顔は元気!!!いつも呼ぶと元気に反応してくれていました。

 

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ももちゃんの手をにぎにぎしている写真。

 

その後ももちゃんを見てみると、ほっぺに穴が、、、

どうやら歯周病が悪化していたようで、正直見ていられない姿でした。
→手術はできる体力がないため、絆創膏のようなもので止めていました。

 

でも声には反応してくれる。
ただ、食欲はみるみる落ちていき、看護師のお母さんが注射器で口元に
カロリー接種ドリンクをあげて、元気を与えていました。

 

長生きしてくれ〜〜〜〜〜!!!
心から、そう願うとともに、全然遊んであげれていなかった
直近までを悔やんだことを覚えています。

 

GW最終日の5月6日、明日から両親も自分も仕事なので
一日家でゆっくりと過ごす日となっており
いつものように母親が朝一で動物病院にももちゃんを検診に連れていくことになっておりました。

 

ぐったりとしているももちゃん、
ただその日は珍しく、行ってらっしゃい!!の言葉にすんごい反応して
今日元気がいいな〜〜〜。と思って見送りをしました。

 


尻尾は触れないけど、前足でバイバイしているような姿が印象的です。

 

 

家の近くの動物病院で、家を出た、5分後にお母さんからの電話。
病院に着いたら息をしなくなったとのことで、慌ててお父さんと病院にいきました。

 

まだ心臓は動いているものの、その鼓動は小さくなり息はできない状態でした。

抱き締めると、確かに温もりがあり
これからももちゃんが死ぬ。という現実が一切受け入れられませんでした。

ただもう一切動きもしなければ、声にも反応しない。そんな姿です。

 

お母さんが涙している姿を見て、自分は悟りました。

ももちゃんを赤ちゃんの時の大手術の時から見てくれていた先生は
お会計はいらないので、ももちゃんを抱きしめてお家に帰ってください。と言ってくれました。

 

ずっと一緒にいたももちゃんが最後に心臓が止まる瞬間には
僕が抱き抱えながらお家に帰っていた時でしょう。

 

初めてももちゃんがお家に来た時も、同じ道を抱き抱えながらお家に帰っていました。

 

偶然にも家族が全員揃う、GW最終日。
そして最後の最後で振り絞っていたであろうももちゃんの姿。

 

どこかできっとこの日が来るのを知っていて、
最後にみんなで一緒に居たかったからこそ、この日を選んだのだと思います。

 

その日にお葬式も行い、家族全員に包まれながら
天国に行ったのだと思います。

 

ももちゃんが亡くなってから、ちょうど1年になりました。
ペットショップにはよく行きます。ただまだ飼えないです。

今でも実家に帰ると、ももちゃんがいるような気がしています。

 

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命日の今日、実家に帰ると桃色の綺麗なお花がたくさんありました!!

 

一緒に成長していたと思っていたももちゃんは、
僕よりも少し歳をとるのが早かったようです。

 

最後の最後まで、親友として兄妹として、
たくさんの愛を注いでくれました。

 

今、ワンちゃんを飼っている方、思いっきり抱きしめてあげてください。

 

時にはうるさくて、時には何かを壊しちゃったりするかもしれないですが
それは寂しくて必死に表現しているのだと思います。

 

誰よりも飼い主である、あなたを愛しているのがワンちゃんです。
きっとあなたには大切な人が何人もいるでしょう。
友人もたくさんいるでしょう。ただワンちゃんは家族が全てです。

 

だからこそ、一緒にいる間に思いっきり抱きしめてあげてください。
きっと喜ぶはずですよ。

 

ももちゃん、もう一年経ったよ。

天国ではチーズ食べすぎないようにね。